嫌いじゃないわ(たぶん)

まずは「トリックスター」にたくさんご来場くださり、誠にありがとうございました!

舞台美術、照明、音響の皆さまはじめ、この公演に関わって下さった全ての方に感謝申し上げます。

毎日のように伝えてた言葉(台詞)も言わなくなって、個性豊かな共演者のみんなともパッタリ会わなくなった数日。

やはりさみしさが増すものです。

今回演じた警視・藤崎純を通して様々な人の正義にふれ、彼女自身が自分の正義を見つめ変化していく様を味わうことができたことに感謝と喜びを感じています。

変化することは時に不安や緊張、恐れを生むものだけど、一歩踏み出した先には必要なものが待ってくれていると思います。

今回1人ポツンとこの座組に飛び込んで、最初は不安いっぱいだった私は、今はそう感じています。

なので、変化することは

「嫌いじゃないわ」

です。

最後にちょっとお恥ずかしいですが、今回暗転がとても怖くて嫌いになりそうでした(笑)

蓄光テープで貼られた「T」。

ウソみたいに見えなさすぎて(それってお年ごろ?)Tにたくさん助けてもらいました。

ありがとう、T!(大好きだ!)

国家公務員の二人。

お互い「嫌いじゃない」と思いつつ

あの物語のあとは、お互いの存在を意識しながら、それぞれの持ち場で仕事に邁進してるのだと思います。

きっと。

松橋京子